伝統を纏い、現代を遊ぶ。
ホテルリソルトリニティ金沢で出会う「生きた工芸」の物語
東京から北陸新幹線でわずか2時間半。
かつての「加賀百万石」の城下町・金沢は、今や驚くほど身近な「美の拠点」となりました。
この街が世界中の人々を魅了してやまないのは、江戸時代から続く「加賀百万石」の圧倒的な美意識が、今なお息づいているからに他なりません。
今回は、金沢の伝統工芸がなぜこれほどまでに発展したのか、その歴史的背景と「用の美」を紐解きます。 あわせて、金沢の伝統美を現代的に解釈した宿泊拠点「ホテルリソルトリニティ金沢」での、心ゆさぶる滞在体験についてもご紹介します。
なぜ金沢は「工芸の街」になったのか。前田家の知略と美意識
画像提供:金沢市
1-1. 武力ではなく「文化」で守り抜いた加賀百万石
◆「徳川への恭順」が生んだ文化の華
外様大名の筆頭であった前田家は、徳川幕府からの警戒を解くため、あえて武力ではなく「文化政策」に力を注ぎました。「百万石行列」に象徴される豪奢な武家文化は、戦意がないことを示すと同時に、比類なき品格を街に根付かせたのです。
◆御細工所(おさいくしょ)の設置
三代藩主・前田利常が設立した「御細工所」には、京都や江戸から超一流の職人が集められました。これが現代に続く、金沢漆器、金沢箔、加賀友禅などの高い技術力の礎となっています。
1-2. 日常に息づく「用の美」。金沢が誇る三大伝統工芸
金沢の伝統工芸は26種類におよび(「金沢KOGEIアクションプラン」より)、京都の技を吸収しつつ独自の進化を遂げ評価されています。武家文化の豪奢さと町衆の繊細さが溶け合う「加賀調」の美学は、今も市民の暮らしや産業の根幹に息づき、石川県内の人口百万人あたりの「人間国宝(=重要無形文化財保持者)」数が全国1位であるという事実は、この街が持つ文化的資本の象徴です。
◆国指定伝統工芸品
加賀友禅、九谷焼、金沢仏壇、金沢箔、金沢漆器、加賀繍
(写真提供:石川県観光連盟、金沢市)
1-3. 加賀百万石の誇り「加賀大名行列」と兼六園
金沢の歴史を語る上で欠かせないのが、豪奢な「加賀百万石」の文化です。
画像提供:金沢市
◆百万石行列
6月に開催される「金沢百万石まつり」のメイン行事。前田利家公の入城を再現した行列は、かつての武家文化の威光を今に伝えます。この精神は、街の随所に残る伝統工芸や礼儀作法に今も息づいています。
◆兼六園
日本三名園の一つ。春は桜、初夏はカキツバタと、四季折々の借景美を堪能できる「歴史の教科書」のような庭園です。
2. 歴史と現代アートが共存する散策の楽しみ
2-1. 兼六園と21世紀美術館。「静」と「動」を巡る
兼六園/写真提供:石川県観光連盟
金沢21世紀美術館/画像提供:金沢市
金沢のシンボルであり日本三名園の一つに数えられる「兼六園」。広大な池や築山が織りなす回遊式庭園は、一歩進むごとに景色が移り変わります。季節の花々の香りに包まれ、江戸時代から続く庭園美に身を置くひとときは、多忙な日常を忘れさせ、知的な充足感で心を満たしてくれます。
歴史的な街並みのすぐ傍らに佇む、世界的な現代アートの拠点。円形のガラス張り建築は、街に開かれた公園のような軽やかさが魅力です。レアンドロ・エルリッヒの「スイミング・プール」をはじめ、体験型の展示は感性を多層的に刺激します。伝統と革新が共存する、金沢の「今」を象徴するスポットです。
3. 伝統を「今」の感性で纏う。情緒に没入する滞在
3-1. 加賀の伝統美を纏った宿泊拠点「ホテルリソルトリニティ金沢」

金沢の情緒にどっぷりと浸るなら、近江町市場から徒歩1分という絶好のロケーションにある「ホテルリソルトリニティ金沢」が最適です。
3-2. 元ホテルスタッフの九谷焼作家・今江未央氏が彩る空間

「ホテルリソルトリニティ金沢」を訪れるなら、館内を彩る器や装飾にぜひご注目ください。これらを手掛ける九谷焼作家・今江未央氏は、実は当ホテルの開業スタッフであったという特別な縁があります。 かつてホテルマンとしてお客様をお迎えしていた彼女が、現在は作家として作品を通じて温もりを伝える―。伝統を重んじつつも、モダンで愛らしい絵付けは、リソルが大切にする「くつろぎ」の精神そのものです。
◆コンセプトは「伝統や文化への“つながり”」
また、客室は加賀手毬や金沢箔を思わせるデザイン。そして、ホテルのメインターゲットである30代女性の支持を集めるのが、専用のレディースフロアです。1室限定のコンセプトルームは金沢の花でもある「梅の花」をモチーフとした和モダン×アートがテーマ。セキュリティーの徹底はもちろん、上質なアメニティや空間設計により、自分へのご褒美のような時間を過ごせます。
ホテルリソルトリニティ金沢 公式サイトはこちら
https://www.resol-hotel.jp/trinity-kanazawa/
4. 金沢の「口福」と、さらなる北陸の深部へ
4-1. 近江町市場の活気と、「OHAKO」の洗練
近江町市場・がすえび/写真提供:石川県観光連盟
ホテルからわずか徒歩1分、300余年の歴史を誇る「金沢の台所」近江町市場。日本海から届く鮮度抜群の魚介や、彩り豊かな加賀野菜が所狭しと並び、活気に満ちた「金沢の日常」を五感で堪能できます。土地の食材を贅沢に味わう海鮮は、まさに旅の醍醐味。市場のエネルギーを肌で感じた後は、ホテルの静寂へ戻る。そんな鮮やかなコントラストも、この立地ならではの贅沢です。
お土産には、「OHAKO」のしっとりとしたバウムクーヘンが最適です。石川県産コシヒカリの米粉にこだわり、小麦粉不使用(グルテンフリー)で焼き上げた生地は、驚くほどしっとり、モチモチとした食感が魅力。特におすすめは、バウムに羊羹やあんを合わせた「リトルバウム」。伝統的な和の素材と洋の技法が溶け合う、金沢らしい洗練された味わいが楽しめます。幾重にも重なる断層に「幸せの積み重ね」という願いを込めた逸品は、大切な方へのギフトや自分へのご褒美として、旅の記憶を鮮やかに彩ってくれるはずです。
「OHAKO」について 詳しくはこちら
https://www.resol-hotel.jp/trinity-kanazawa/discovery/OHAKO
4-2. 足を伸ばして、世界遺産と絶景の地へ
金沢を拠点に、世界遺産・白川郷の「合掌造り」や、福井の断崖絶壁「東尋坊」へ。北陸の豊かな自然と歴史のコントラストを体感する、贅沢な旅も思いのままです。
まとめ
金沢は、知れば知るほどその奥深さに気づかされる街です。
一門の繁栄と平和を願った前田家の知略が、数百年の時を経て「伝統工芸」という資産となり、今もなお私たちの知的好奇心を刺激します。
金沢の街がそうであるように、リソルグループもまた、受け継がれてきた伝統を大切にしながら、アーティストとの共創や多様なニーズへの対応という「革新」を続けています。工芸の粋に触れ、情緒あふれるホテルで疲れを癒す。そんな「心を満たす金沢」を訪れてみてはいかがでしょうか。
リソルグループは、その土地の文化を大切にした「くつろぎ」の拠点として、皆様の旅を豊かに演出いたします。
https://www.resol.jp/company/facilities/
【参考文献】
・国土交通省|加賀藩と前田家の文化政策
https://www.mlit.go.jp/tagengo-db/R4-00065,html
・金沢市公式ホームページ いいね金沢|伝統文化
https://www4.city.kanazawa.lg.jp/soshikikarasagasu/kohokochoka/gyomuannai/5/5/9/index.html
・金沢KOGEIアクションプラン
https://www4.city.kanazawa.lg.jp/material/files/group/30/Action_Plan_RVSD_202506.pdf
・自分らしく暮らせる石川県 - 石川県地域振興課
https://ishikawa-ui-turn.com/lp02
・金沢市観光公式サイト
https://www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp/article/detail_584.html
リソルホールディングス(株)の株主優待
リソルホールディングスでは、株主優待として自社グループ運営施設で使える「RESOLファミリー商品券」を贈呈しています。
リソルグループの各宿泊施設でご利用いただけますので、ご滞在の際はぜひご活用ください!
株主優待制度の詳細については、以下URLをご覧ください。
https://www.resol.jp/ir/kabunushi/
