歴史と都市が交差する小石川後楽園へ。後楽ガーデンホテルを拠点に巡る「静と動の東京旅」
江戸の面影を今に伝える庭園と、東京ドームを中心とした都市のにぎわい。
文京区・小石川エリアは、歴史と文化が息づく落ち着いた環境と、都心ならではの利便性が共存するエリアです。
今回は、「小石川後楽園」や周辺の見どころとともに、4月25日にリニューアルオープンした「後楽ガーデンホテル」をご紹介します。
江戸の美意識を今に伝える「小石川後楽園」を歩く
都心にありながら、四季折々の自然と江戸の美意識を感じられる名園として知られる小石川後楽園。
水戸黄門でおなじみの水戸徳川家ゆかりの庭園としても知られ、歴史好きはもちろん、海外からの観光客にも人気の高いスポットです。
同じ江戸庭園として知られる六義園が静謐な趣を持つのに対し、小石川後楽園は開放感のある景観が魅力とされています。
また、特別史跡・特別名勝の重複指定を受ける希少な文化財であり、都立庭園では浜離宮恩賜庭園と小石川後楽園の2つのみとされています。
庭園の成り立ちと歴史
小石川後楽園は、1629年に水戸徳川家初代藩主・徳川頼房によって造営が始まり、2代藩主・徳川光圀の代に完成したとされています。
現存する都内最古の大名庭園として知られ、江戸時代初期の庭園文化を今に伝える貴重な存在です。
「後楽園」の名は、中国古典『岳陽楼記』にある「(士はまさに)天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」という一節に由来するとされ、水戸光圀の政治思想も反映されています。
当時の大名庭園は、住まいに付随する庭であると同時に、社交や文化交流の場としても活用され、茶会や能などが催されることもありました。
また、池泉を中心に園内を巡りながら景観を楽しむ「回遊式庭園」が代表的な様式とされ、小石川後楽園にもその美意識が受け継がれています。
回遊式庭園としての特徴
園内は、大きな池「大泉水」を中心に、山・川・田園の景観を巧みに取り入れた回遊式庭園となっています。
園内の泉水には、かつて神田上水が引かれていたとされ、武家屋敷内に上水が流れる珍しい庭園でもありました。江戸市中への給水にもつながっていたとされ、庭園美と都市機能が共存していた点も特徴のひとつです。
歩くたびに景色が変わる設計が特徴で、橋を渡り、坂を上り、視点を変えながら風景を楽しめるのが魅力です。
また、日本的な美意識に加え、中国の思想や景観表現も取り入れられており、他の庭園とは異なる奥行きを感じさせます。
四季の見どころ
春には梅や桜、初夏には花菖蒲、秋には紅葉と、季節ごとに異なる景色が楽しめるのも小石川後楽園の魅力です。
園内の名所「円月橋」は、水面に映る姿が満月のように見えることから名づけられた石橋で、江戸時代に造られ、関東大震災などを経てもなお原形を今に伝える貴重な存在です。新緑の季節には、周囲の緑に包まれた美しい景観も楽しめます。
朱塗りの橋「通天橋」は京都・東福寺の景観を模した名所として知られ、紅葉の季節にはひときわ華やかな風景を見せてくれます。園内の名所を巡りながら、季節ごとの表情を楽しむのもおすすめです。
※現在は架替工事に伴い撤去されており、一部通路が通行止めとなっています(最新情報は公式サイトをご確認ください)。
高層ビルが立ち並ぶ都心にありながら、園内に一歩入ると別世界のような静けさが広がります。忙しい日常から少し離れ、自然と向き合う時間を持ちたい方にもおすすめです。
文化と都市が重なる「小石川」エリアの魅力
小石川エリアには、江戸から続く歴史の面影と、現代都市としての利便性が自然に溶け合っています。
観光地として派手すぎず、それでいて見どころは豊富。落ち着いた東京滞在を楽しみたい方に適したエリアです。
大名屋敷から文化人の街へ
江戸時代、この周辺には大名屋敷や武家屋敷が置かれ、由緒ある土地として発展してきました。
近代に入ると、石川啄木や幸田露伴といった文化人も居を構え、文学や学問の香りが漂う街へと変化していきます。
現在、小石川エリアのある文京区は「文教地区」に指定されており、教育・文化施設と一体となった落ち着いた環境が保護されています。知的で穏やかな街並みも、この地域の魅力のひとつです。
「静」と「動」が共存するエリア特性
小石川後楽園の静けさと、東京ドーム周辺のにぎわい。
本来であれば相反するふたつの魅力が、徒歩圏内で切り替わるのがこのエリアの面白さです。
昼は庭園でゆったりと過ごし、夜はイベントやショッピング、グルメを楽しむなど、一日の過ごし方に幅が生まれます。
小石川の滞在拠点「後楽ガーデンホテル」
小石川後楽園に隣接し、東京ドームにもほど近い「後楽ガーデンホテル」は、2026年4月25日に運営を開始しました。
観光利用はもちろん、イベントやコンサート来場時の宿泊拠点としても利便性が高く、都心でさまざまな滞在シーンに応えるホテルとして新たに生まれ変わっています。
新ブランド「Resol Style」第1号店として誕生
全国でツーリストホテル「リソルホテルズ」を展開するリソルグループが、新たに立ち上げたサブブランド「Resol Style」。
「リソルホテルズ」とあわせてブランド展開を進め、より柔軟な事業展開と首都圏ネットワークの強化を図るブランドとして始動しました。
後楽ガーデンホテルはその第1号店として位置づけられ、館内には『岳陽楼記』の漢詩をあしらったオブジェを設置するなど、小石川後楽園の世界観と調和した空間づくりが施されています。
公式ホームページ
宿泊者限定 小石川後楽園無料入場チケット付き
「後楽ガーデンホテル」にご宿泊のお客様には、隣接する小石川後楽園の無料入場チケットをご用意しています。
四季折々の自然と歴史ある名園を滞在とあわせて気軽に楽しめるのは、後楽ガーデンホテルならではの魅力です。
「医食同源」をテーマにした中華朝食ビュッフェ
朝食は、館内レストラン「Food Salon 錦鯉」にて“医食同源”をテーマにした中華ビュッフェを楽しめます。
複数種類から選べる手づくり飲茶をはじめ、自分好みにアレンジできる中華がゆコーナーや、その場で仕上げる中華麺のライブキッチンなど、朝から体にやさしい味わいとともに、多彩なメニューを楽しめる充実の内容です。
快適な滞在を支える設備・サービス
15㎡から42㎡まで多彩な客室を備え、都心にありながら落ち着いた滞在環境も魅力です。
クリーニングや宅配便受付などのサービスも整い、観光だけでなくビジネス利用にも快適に対応しています。
まとめ
江戸の歴史と豊かな自然が息づく小石川エリアの魅力と、その滞在拠点として注目したい後楽ガーデンホテルをご紹介しました。
宿泊者限定の小石川後楽園無料入場チケットや、「医食同源」をテーマにした朝食など、滞在そのものを楽しめる要素も充実しています。
観光と滞在のバランスを両立し、都心の利便性と落ち着いた環境を兼ね備えた後楽ガーデンホテル。観光にもビジネスにも、ぜひご利用ください。
リソルグループ施設一覧
【参考文献】
小石川後楽園 ー 東京都公園協会
小石川エリア ー 文京区観光協会
大名庭園へ行ってみよう ー 文京区観光協会
文京区の特性 ー 文京区
GO TOKYO ー 東京観光財団
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