【いつかは行ってみたい!】
スイス世界遺産の調和と、リソルが紡ぐ「上質な時間」
日本の世界遺産特集に続き、前回はイタリアの世界遺産をご紹介しました。
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・【いつかは行ってみたい!】情熱と知性が息づく「イタリアの世界遺産」をご紹介
イタリアとスイスを結ぶ世界遺産「レーティシュ鉄道(ベルニナ線)」では、アルプスを越える壮大な景観が広がります。
その車窓風景を楽しみながら、今回は「調和と精密性の国」スイスへ向かいましょう。
アルプスの自然と都市の合理性が共存するスイス。
その世界遺産は、単なる景観の美しさにとどまらず、「設計された調和」という点に特徴があります。
調和と設計に宿る スイス世界遺産の魅力
九州ほどの面積に、多様な文化と壮大な自然が共存する国スイス。
9件の文化遺産と4件の自然遺産を保有するこの地では、数多ある名峰や湖畔のもとに育まれた先人たちの美意識が、都市の街並みや時計産業に投影されています。
ここでは、その調和を代表するいくつかの世界遺産についてご紹介します。
精密性を支えた ラ・ショー=ド=フォン/ル・ロクル
スイスの時計産業を象徴する町「ラ・ショー=ド=フォン」と「ル・ロクル」。かつて宗教的迫害を恐れてこの一帯へと移住してきたフランスの時計職人たちは、居住区とアトリエ地区の配置や日照を考慮した建物の向きなど、緻密な都市設計によって、街そのものを時計製造へと特化させていきました。
彼らが創り出した都市は、世界の名だたる高級時計メーカーが本社を構える「時計の町」として発展し、2009年には世界文化遺産に登録されています。
自然と共存する ラヴォー地区の葡萄畑
広大なレマン湖沿いに広がる丘陵。雄大なラヴォー地区の葡萄畑は、ローマ時代から1000年以上続く伝統的なワイン文化や建造物と共に受け継がれ、2007年に世界文化遺産に登録されました。文化と自然の共存、そしてワイン産業による地域への経済的貢献という稀有な歴史をもつこの街では、見渡す限りの絶景を肴においしいワインをいただくことができます。
また、小村ながらワインの質の高さで著名なラヴォー地区の村・グランヴォーは、リソルグループが運営する体験型ラグジュアリーリゾート「グランヴォー スパ ヴィレッジ」の由来にもなっています。
機能美が息づく ベルン旧市街
ドイツの文豪ゲーテを魅了したことでも知られるベルン旧市街。石造りの建造物や噴水など中世ヨーロッパの面影を多く残しながら、連邦議事堂や旧市街の建築を再利用した各国大使館など、現代的な都市機能も融合させた独自の歩みが評価され、1983年に世界文化遺産に登録されました。街にはヨーロッパ最長級のアーケードが続き、雨の日でも心置きなく観光を楽しめます。
知を継承する ザンクト・ガレン修道院
中世から続く豊かな「知」の集う場所、ザンクト・ガレン修道院。中世ヨーロッパの学芸の中心として隆盛を極めた知の殿堂は、修道院としての機能こそ失っているものの、荘厳なバロック建築や修道院付属図書館、写本文化の隆盛によって生まれた15万冊を超える蔵書の数々など、古より受け継がれてきた学術の蓄積を確かに感じることができます。
文明の痕跡を残す 湖畔住居群
「ヨーロッパの屋根」とも称されるアルプス山脈周辺に点在する先史時代の湖畔住居群。湖の多いスイスでは、その多くが長い間湖底に眠っていたため、非常に良好な保存状態で発見されており、農耕や交易など、当時の人々の暮らしや文化を知る重要な手がかりとなっています。※画像は、同世界遺産を構成するドイツの復元住居の一例
地球の時間を刻む サン・ジョルジオ山
鬱蒼とした森林に覆われた1,096mの小峰は、恐竜が出現した三畳紀の多彩な化石が数多く発掘される世界自然遺産のひとつです。出土する化石の多くは海洋生物ですが、これはかつて豊かな海であった一帯が地殻変動によって山を形成したためだと考えられています。
「時を刻む国・スイス」の自然遺産的側面が垣間見えるスポットの一つです。
アルプスをつなぐ レーティシュ鉄道
雄大なアルプス山脈を横断するレーティシュ鉄道は、100年の歴史をもつスイス最大級の私鉄です。大自然を損なうことなく、その景観の一部として機能するのは高度な技術の賜物。
車窓から覗く壮観な景色をなぞりながら進むこの列車は、ルネサンス様式の景観が立ち並ぶイタリア・ティラーノまで続いています。
ちなみに日本の箱根登山鉄道は、このレーティシュ鉄道に倣って建設されており、1979年には姉妹鉄道協定を結んでいます。
なぜスイスの世界遺産は調和的なのか
自然と文化の調和が見事なスイスの世界遺産。その背景には、多言語・多文化国家として歩んできた国の歴史があります。
特筆すべきは、その公用語の多さ。ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語(スイス固有の少数言語)と4つの言語を公用語としているのは、異なる言語圏同士の同盟によって成立した国家であることに由来しています。
また、国土面積の約7割がアルプス山脈をはじめとした山岳地帯で占められており、雄大で厳しい自然との共存感覚が古くから養われてきたことも考えられます。
自然と文化、その両面から調和を尊重してきた国スイス。優れた世界遺産の数々は、異なるもの同士が共に紡いできた歴史の結晶なのかもしれません。
精密さと持続性に見るスイスの価値観
時計産業や景観・街作りにもみられるように、スイスには価値あるものを長く維持しようとする徹底した思想や、自然と共存しようとする文化があります。スイス政府観光局では「サステナブル」と「スイス」を組み合わせた「スイステナブル」という造語をブランドに、持続可能な新しい旅の形をさまざまな企業や団体とともに推進しています。
そんなスイスらしい「調和と共生」の精神は、実は私たちリソルグループの空間づくりや、大自然と生きるリゾートの理念にも深く息づいています。
日本とつながる スイスの世界観(リソルの森)
千葉県中部に位置する長柄町には、リソルグループが運営するアウトドアリゾート「リソルの森」があります。この町は50年近くにわたってスイス・ラヴォー地区との交流を深めており、リソルの森内の一部施設においても、スイスさながらの大自然と日本らしい和の調和を随所に感じることができます。ここではまず、その歴史から振り返ることにしましょう。
グランヴォーと長柄町の交流
1971年の秋、昭和天皇皇后両陛下がラヴォー地区を訪問したことが交流の始まりでした。両陛下はレマン湖岸の葡萄畑にて、地元で最高級のワインによるおもてなしを受けたのですが、その畑の持ち主こそが、グランヴォー村の村長だったのです。
ワイン文化を通じた邂逅を機に両者は強い絆で保たれ、8年後にはグランヴォーに強い関心を示していた長柄町と姉妹協定を結ぶことになりました。また、在日スイス大使館から寄贈された旧スイス大使館は姉妹提携の実現を促しました。
翠州亭
旧スイス大使館をそのまま移設したレストラン「翠州亭」では、枯山水庭園に面したテーブル席や風情ある和室で会席料理をいただくことができます。
国の登録有形文化財にも認定された格調高い空間で、房総の旬の食材を活かしたお食事を堪能する、そんな贅沢なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
スイス邸について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【特別な日にぴったり】歴史的建築「翠州亭」でワンランク上のお食事を
グランヴォー スパ ヴィレッジ
グランヴォーとの友好から生まれた「グランヴォー スパ ヴィレッジ」では、都会の喧騒から離れ、森の息吹を肌に感じながらグランピングを楽しむことができます。その他にも心身ともに温まる天然温泉「紅葉乃湯」や、千葉県産のお肉や海の幸を存分に味わえるバーベキューなど、上質で贅沢なくつろぎを求める方にうってつけのスパリゾートです。
2020年には当時の駐日スイス特命全権大使であるジャン・フランソワ・パロ氏が来場するなど、スイスと日本の交流のシンボルといった側面も持ち合わせています。
ラク・レマンプール
スイスのレマン湖をかたどった全長130mの「ラク・レマンプール」は、老若男女問わず楽しめるリゾートプールとなっています。
2026年6月5日(金)から9月23日(水・祝)の夏季限定でオープンしており、ご宿泊者様は無料でご利用可能です。
6月28日(日)までは、金・土・日曜日のみの営業ですが、6月29日(月)以降、毎日営業しています。打ち上げ花火や盆踊りなど、さまざまなイベントもご用意していますので、夏の風物詩とともに思い出のひとときをお過ごしください。
詳しくはこちらをご覧ください。
全長130mのリゾートプール『ラク・レマンプール』夏季限定OPEN!
まとめ
調和と精密性に優れた世界遺産の数々。その背景にはいいモノを長く維持しようとするスイスの人々のサステナブルな価値観が垣間見えました。
リソルグループは、そんなスイスの価値観に通じるさまざまな施設を全国各地に展開しています。
観光やビジネスでのご宿泊はもちろん、ゴルフやグランピングでも異国の情緒を体験してみてはいかがでしょうか。
https://www.resol.jp/company/facilities/
【参考文献】
・世界遺産ナビ【pamon】powered by 世界遺産検定
・スイス政府観光局
・SWI swissinfo.ch
・スイス時計産業の発展(セイコーグループ)
・スイスの世界遺産一覧(阪急交通社)
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