うな重の写真

【2026年の土用の丑の日は7月26日】
世界一のウナギ消費国である日本各地のうなぎ文化をご紹介

夏の風物詩として親しまれている「土用の丑の日」。
2026年の土用の丑の日は7月26日(日)です。

うなぎを食べる習慣は全国的に知られていますが、実は地域によって焼き方や食べ方、親しまれ方に大きな違いがあります。
また、うなぎは古くから滋養食として親しまれてきた食材でもあります。

今回は、各地に根付くうなぎ文化を辿りながら、日本ならではの食文化と旅の魅力をご紹介します。

歴史とデータでみるうなぎの基礎知識

うなぎ屋の暖簾

うなぎの生態

夏の風物詩として食卓にのぼるうなぎですが、実は自然界での生態には多くの謎が秘められています。
川や湖などの淡水域で成長し、海へ降って産卵する「降河回遊(こうかかいゆう)」という、サケやアユとは逆の非常に珍しい習性を持っているのです。
日本の河川に生息するニホンウナギは、なんと日本から約2,500kmも離れたマリアナ諸島西方沖の深海で生まれます。卵からかえった幼生は海流に乗って日本の沿岸へとたどり着き、「シラスウナギ(稚魚)」となって川をさかのぼります。
そして川や湖ですみかを確保し、数年から十数年かけてじっくり成長。産卵の時期を迎えると、再び故郷の広大な海へと旅立っていくのです。

なぜ土用の丑の日にうなぎを食べるのか

土用の丑の日にうなぎを食べる理由については諸説存在しますが、もっとも有名なのが、江戸の発明家・平賀源内の逸話でしょう。
「丑の日に、ウリ・梅干しなど『う』の字が付くものを食べると夏負けしない」という風習に目を付けた源内は、「本日土用の丑の日」と書いて、うなぎ屋の店先に掲示したところ大盛況。これが現代まで続く夏の定番となりました。

国別 ひとり当たりの供給量ランキング

では、世界で一番うなぎを食べているのはどこなのでしょうか。ひとりが1年間に消費する量(供給量)を国・地域別に比較すると、圧倒的な結果が見えてきます。

1位 日本(436g)

2位 香港(428g)

3位 韓国(367g)

4位 マカオ(279g)

5位 オランダ(183.2g)

ランキングを見ると、5位にヨーロッパのオランダがランクインしているものの、トップ4は日本をはじめとする東アジアの国と地域が独占しています。うなぎを好んで食べる文化は、日本だけでなくアジア圏に深く根付いていることが分かります。(出典:中央大学)

都道府県別 うなぎの蒲焼き購入量ランキング

では、日本国内ではどの地域で特にうなぎが愛されているのでしょうか。
総務省の家計調査を基にした、都道府県別の年間購入金額ランキングをご紹介します。

1位 静岡県(4,541円)
※ 静岡市と、うなぎで有名な浜名湖がある浜松市の消費量を按分しており、特に浜松市の高い消費量が県全体の数値を大きく押し上げています。

2位 京都府(4,227円)

3位 滋賀県(3,818円)

4位 奈良県(3,466円)

5位 大阪府(3,399円)

1位は、やはり日本初の養殖の地であり、うなぎの名所として名高い浜名湖がある静岡県。そして2位から5位には、京都、滋賀、奈良、大阪と、近畿エリアの府県がずらりと並ぶ結果となりました。(出典:都道府県別統計とランキングで見る県民性)

おいしくいただくと同時に、現在ニホンウナギは「絶滅危惧ⅠB類」に指定されているという背景もあります。自然の恵みに感謝し、文化を大切に守る意識も私たちは忘れてはなりません。

地域でこんなに違う うなぎ文化

関東風のうなぎ 関西風のうなぎ
ひつまぶし うなぎのせいろ蒸し

(写真左上)出典:農林水産省ウェブサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/34_24_tokyo.html)

ふっくら仕上げる 関東風

関東で親しまれているのは、やわらかく、ふっくらとした食感の蒸してからタレをつけて炭火で焼くスタイル。
武士の町である江戸では、腹からうなぎを捌くのは切腹を連想させ、縁起が悪いと嫌われたことから、背開きで調理するようになったと言われています。

関東風のうなぎ

香ばしさを楽しむ 関西風

一方関西では、パリッとした食感が特徴的な、蒸さずにタレをつけて炭火で焼くスタイルが親しまれています。
商人の町である上方では、腹を割って話せるようにという商人らしい心意気から、江戸とは反対に腹開きで調理するようになったそうです。

関西風のうなぎ

一杯で三度おいしい ひつまぶし

名古屋といえば、ひつまぶしをイメージする方も少なくないでしょう。
うなぎが細かく刻まれているのが特徴ですが、このスタイルの醍醐味はなんといっても「味変」。
まずはそのまま、次に薬味を加えて、最後は出汁でお茶漬け風と、一膳で三度の異なる味わいを楽しめるのは、ひつまぶしならではの贅沢です。

ひつまぶし

ご飯とうなぎを蒸し上げる せいろ蒸し

福岡県柳川市では、ご飯にタレを絡ませて蒸し、蒲焼きと錦糸玉子をのせて再度蒸す、うなぎのせいろ蒸しが町の名物。
水郷である柳川は、古くからうなぎの名産地として知られており、1681年に生まれたこのうなぎのせいろ蒸しは文化庁が選ぶ「100年フード」にも選出されています。

うなぎのせいろ蒸し

うなぎ文化を体験するのにおすすめの旅先

うなぎの魅力は、その美味しさだけにとどまりません。
地域ごとに異なる味わい方の背景には、それぞれの土地で育まれてきた文化があります。
ここでは、そんな旅を豊かにする、全国のうなぎの名所をご紹介します。

浜名湖と白焼き文化(静岡)

浜名湖の風景

日本のうなぎ文化を語るうえで欠かせない土地のひとつが、静岡県浜名湖です。
黒潮に乗って川をのぼってきたうなぎの稚魚が豊富にとれたことから、明治時代半にこの地で日本初のうなぎの養殖が始まりました。
また、うなぎの養殖が盛んになるとともに、周囲へうなぎをおすそ分けするようになり、もらった側が捌く手間のいらないようにと白焼きにして配ったという温かいエピソードも残されています。現在はその白焼きが商品として、塩やわさび醤油、柚子胡椒などで楽しまれています。

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うなぎのまち・岡谷(長野)

諏訪湖の風景

「うなぎのまち」を掲げる岡谷市は、古くから市民にうなぎが愛されており、昭和初期までは漁獲量、消費量ともに全国トップクラス。
諏訪湖畔に位置するこの町では、現在もうなぎ料理を提供するお店が多く、その文化が地域に根付いています。
岡谷のうなぎは「関東流の背開き」と「関西流の蒸さずに焼く」スタイルのミックス。関東と関西の間に位置する町の地理的な特徴が、食文化にも現れています。

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三河一色とうなぎの町(愛知)

養鰻業のようす

三河一色もまた、うなぎの町としては外せません。
全国でも有数の生産量を誇る一色産のうなぎは、100年以上にわたって築いてきた養鰻業とともに、この町独自のうなぎ文化の発展に寄与しています。
その品質と食味から、2007年には特許庁の地域ブランドにも認定されるなど、文化と味の両方を楽しめる、数少ない町の一つです。

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参拝客に愛された 成田のうなぎ文化(千葉)

成田山新勝寺付近の街並み

成田山新勝寺の表参道を歩くと、どこからともなく漂う、うなぎの香ばしい香りが食欲を誘います。
数多のうなぎ店が軒を寄せ合うこの地では、江戸時代に成田詣がさかんになったころ、門前町の旅館で客をもてなす料理として、うなぎの文化が発展してきました。
現在、成田は世界と日本を結ぶ玄関口として知られていますが、一方で脈々と受け継がれてきたうなぎ文化への入口でもあるのかもしれません。

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刃物のまちに根付く うなぎ文化(岐阜)

鵜がうなぎを捕まえる場面

刃物や小瀬鵜飼で有名な岐阜県関市。鎌倉時代、現代につながる刃物文化の礎を築いた刀匠たちのあいだでは、うなぎが滋養食として重宝されていたそうです。
また、「うなぎ」という名前の由来について「『う(鵜)』が(うなぎを飲み込むのに)『な』ん『ぎ』(難儀)する」ことから「うなぎ」と呼ばれるようになったという説があり、この町の鵜飼文化と関連があるとも言われています。

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リソルのゴルフ場でも楽しめる うなぎの魅力

うなぎメニューのあるリソルグループゴルフ場

リソルグループが運営する全国のゴルフ場でもうな重やひつまぶしなどのうなぎ料理を堪能できます!

スパ&ゴルフリゾート久慈

久慈カントリークラブの写真

益子カントリー倶楽部

久慈カントリークラブの写真

入間カントリー倶楽部

久慈カントリークラブの写真

真名カントリークラブ

久慈カントリークラブの写真

木更津東カントリークラブ

久慈カントリークラブの写真

大熱海国際ゴルフクラブ

久慈カントリークラブの写真

三木よかわカントリークラブ

久慈カントリークラブの写真

瀬戸内ゴルフリゾート

久慈カントリークラブの写真

唐津ゴルフ倶楽部

久慈カントリークラブの写真

まとめ

全国各地のうなぎ料理と、地域独自のその文化についてご紹介しました。

その土地の食文化や歴史を尊重し、旅の魅力として大切にお届けすること。それは、リソルグループが何より重んじている想いです。
うなぎ文化とともに、その町の歴史を辿る。そんな旅の拠点には、ぜひリソルグループが運営するホテルをご利用ください。
https://www.resol.jp/company/facilities/

【参考資料】
農林水産省ホームページ
食文化あふれる国・日本|文化庁
信州岡谷観光サイト 旅たびおかや | 岡谷市観光協会 長野県岡谷市観光情報サイト
西尾市公式ウェブサイト
経済産業省 特許庁
FEEL成田 成田市観光協会公式サイト
千葉県公式観光サイト ちば観光ナビ
岐阜の旅ガイド
日本養鰻漁業協同組合連合会【ウナギ養殖の生産者団体】
中央大学 プレスリリース「世界規模で絶滅危惧種のウナギ消費の実態を把握」
都道府県別統計とランキングで見る県民性「都道府県別うなぎのかば焼き消費量」

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