ご挨拶

グループキーワードとトップメッセージ

 株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

 2022年6月に代表取締役社長を拝命いたしました大澤 勝です。当社グループの躍進に全力を尽くす所存でございますので、今後ともより一層のご指導ご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

 2022年度におけるわが国経済は、コロナ禍からの社会経済活動の正常化が進みつつある中、緩やかな持ち直しが続いています。 一方で、国際情勢の不安定化に起因するエネルギー・原材料等のコスト高騰による物価上昇や、世界的な金融引締めによる急激な為替変動等の懸念など、先行き不透明な状況が続くものの、 「全国旅行支援」による国内旅行需要の回復、水際対策の入国規制が緩和されたことによるインバウンド需要の増加など、当社グループを取り巻く環境にも回復の兆しが見えてきました。

「ホテル運営事業」復活の年、宿泊ニーズの多様化にも対応

 月間の訪日旅行者数は、2021年12月に近年最低の1万2千人まで減少しましたが、今年1月には約150万人まで回復し、ホテル運営事業の売上高は、コロナ前の水準に戻ってきました。 本年度はまさに、ホテル運営事業復活の年になると考え、国内旅行はもちろんインバウンド需要の掘り起こしに注力してまいります。

 リソルグループでは、「物語のあるホテル」を新コンセプトに、“ホテルリソル”ブランドを全国に展開し、新規開業を着実に進めてきたほか、 中長期滞在に対応したシリーズや新形態のキャビン型ホテルなどにも取組み、施設を増やしてきました。

 さらに、「暮らすように泊まる。」をコンセプトとした貸別荘「リソルステイ」、愛犬とともに過ごせる「ペット&スパホテル」など、多彩な宿泊施設を展開することで宿泊ニーズの多様化への対応を推進しています。また、グループの象徴施設として位置づけられる体験型リゾート「Sport & Do Resort リソルの森」(千葉県)では、 100万坪の広大な敷地に、グランピング施設やキャンプ施設、ホテル、コテージ、研修施設、ゴルフ場、スポーツジム、プール、各種スポーツ施設、アクティビティ、スパ&サウナ、レストランなどを展開し、 都心から75分の抜群の立地にありながら、大自然のなかで休暇を楽しむことができます。その周囲には、大型アウトレットや有名テーマパークがあり、国内はもちろん海外からのお客様でもリソルの森に滞在しながら 、様々なレジャー・スポーツが楽しめる絶好の環境が整っています。

稼ぎ頭としてのゴルフ

 ゴルフ運営事業は、若年層や女性の増加や70代・80代の間でもより長くゴルフを楽しむ方が増えるなど、ゴルフプレー需要の追い風がある中、新たに4ゴルフ場の運営を開始し、 事業拡大を図っています。さらに、付加価値を持たせ、ゴルファー以外の多くの人にもゴルフ場の魅力を感じていただけるよう、 眺望抜群のヴィラでプライベート空間と開放感が同時に楽しめる「フェアウェイフロントヴィラ事業」に今後、一層力を入れてまいります。

これからの成長を期待する事業

「暮らすように泊まる。」をコンセプトに、貸別荘滞在の提供を図る「リソルステイ事業」の拡大を進めています。 別荘オーナーからの運営代行で施設数を65ヶ所まで拡大しており、2024年3月期はさらなる開業により、需要を喚起し、事業拡大を目指します。 また、福利厚生事業は、競合他社との差別化である「精算ビジネスモデル」「プラスユアチョイス」「グループ直営施設」を武器に新規顧客開拓を強化するため、 新たに外部との提携を行い、営業体制拡大を一層加速させていきます。さらに、スマートフォンアプリを活用したグループの会員制度の統合を進めることで、事業間シナジーを発揮した利便性の向上を図ります。

若いリーダーの行動力でリソルの魅力を発信

昨年、新たな価値観に迅速かつ柔軟に対応すべく、30代から40代の執行役員及び各事業会社の経営者を誕生させ、 さらに若手にも管理職のポストをどんどん任せました。その若いリーダー達の極めてポジティブな行動力でリソルの魅力をどんどん発信してまいります。

ソーラーカーポート事業で「地球にやさしい」企業を実践

グループの運営ゴルフ場の駐車場に太陽光発電設備を搭載し、そこで発電した電力を施設で自家消費する「ソーラーカーポート」を3ヶ所のゴルフ場において稼働させました。 今後も積極的に導入を進め、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に取組みながら「地球にやさしい」企業グループを実践してまいります。

株主の皆さまにおかれましては、今後とも変わらぬご愛顧とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

2023年6月
代表取締役社長 大澤 勝

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