【ゴルフってどんなスポーツ?】知ればもっと楽しめる!
ゴルフの意外な知識をご紹介
広大な緑を感じながらルールやマナーを重んじて楽しむスポーツ、ゴルフ。
実はゴルフというスポーツには、驚きの歴史やデータ、裏話が隠されています。
今回は、何度もラウンドを重ねているベテランゴルファーから、「いつか始めてみたい」と思っている方まで楽しめる、ルールブックには載っていないゴルフの魅力と知識をご紹介します。
【歴史】始まりは「紳士のスポーツ」ではなかった?
洗練された「紳士・淑女のスポーツ」というイメージのあるゴルフですが、その発祥には諸説あり、意外にも庶民的な遊びから始まったと考えられます。
諸説ある起源
有力なのは「スコットランド説」と「オランダ説」ですが、ゴルフの起源は現在も定かにはなっていないようです。
スコットランド説
羊飼いたちがウサギの穴に小石を打ち込んで遊んでいたのが始まりという説。
後述の「ゴルフ禁止令」や、最古のゴルフのルールなど、ゴルフにまつわる文献はスコットランドに多く残っています。
オランダ説
冬季に凍結した湖面で球を打つ遊びが起源であるという説。
その遊びがコルベン(Kolven)やコルフ(colf)と呼ばれており、絵画に描かれていることや、「コルフ」に関する文献の発見から、オランダ説も有力とされています。
中国説
また、2006年には中国ゴルフ協会と故宮博物院などの研究チームが、文献をもとに12世紀には中国でゴルフの原型に当たる球技「捶丸」が始まっていたと発表しています。
棒(クラブ)で石(ボール)を打つというような遊びは、昔から世界のさまざまな国で行われてきました。奈良朝に始まるとされる日本の「打毬」もその一つでしょう。
王様も頭を抱えた人気「ゴルフ禁止令」
ゴルフという言葉が初めて現れたのは1457年。
当時のスコットランド王・ジェームズ2世によって「ゴルフ禁止令」が公布されました。
当時は隣国と緊張状態にあったにも関わらず、人々(とくに兵士たち)がゴルフに熱中して訓練がおろそかになっていたといいます。
国民の様子を見かねたジェームズ2世が、「フットボールとゴルフを禁止する」という法令を出したほどでした。
日本最初のゴルフ場
日本で初めてゴルフがプレイされたのは1901年。神戸の六甲山でした。
1868年、イギリス人の青年、アーサー・ヘスケス・グルームがグラバー商会の兄を頼って日本にやってきます。
六甲山の大自然のとりことなった彼は、1895年に山荘を建てました。
そこに訪れた友人たちとの団らんの中で、故国で盛んなゴルフをやろうと、なんと自分たちでコースを造ることにしたのです。
当時まだ手付かずの荒々しい六甲山で、仲間とともに岩を掘り起こし、雑草や根を刈り取り、まさに人の手によってホール造りを進めました。3年の苦労の末、ついに1901年の秋に最初の4ホールが完成したのです。
最初は仲間内でプレーするだけでしたが、やがて来場者も増え、9ホールに増設する見込みがついた1903年、「神戸ゴルフ倶楽部」を創立しました。
【数字】日本は世界屈指の「ゴルフ大国」?
日本で初めてゴルフがプレイされて以来、約1世紀を経て、国内のゴルフ人口は一時1,000万人を超えるほどに普及しました。
コロナ禍を経た2024年も約900万人の人がゴルフをプレーしています(笹川スポーツ財団「スポーツライフに関する調査報告書」(2000〜2024)より)。
実際にデータを比較して、日本人がどれほどゴルフ好きなのかみていきましょう。
国別ゴルフ場数ランキング
R&A(英国ゴルフ協会)の調査によると、世界にはゴルフ施設が31,773存在しているそうです。
日本にはそのうちどれくらいのゴルフ場があるのでしょうか?
1位 アメリカ 14,139施設
2位 イギリス 2,660施設
3位 日本 2,202施設
4位 カナダ 2,200施設
実は、圧倒的な保有数を誇るアメリカ、ゴルフ発祥の有力国であるイギリスに次いで、世界第3位、第4位のカナダとも僅差で3位の座を争っている状況です。
(R&A Golf Around the World.2021 Fourth Editionをもとにした調査より)
国別ゴルフ人口ランキング
世界では1億人以上が何らかの形でゴルフに親しんでいるそう。
R&Aのデータによると、オンコースゴルファーの多い国は次の通りです。
1位 アメリカ 約4,500万人
2位 日本 1,140万人
3位 韓国 870万人
こちらも驚きの、日本はアメリカに次いで2位!
(株式会社アスレチックスポーツアカデミーによるR&Aのデータをもとにした調査より)
日本は、島国でありながら世界トップクラスの「ゴルフ大国」と言えそうです。
【文化】「お昼休憩」「お風呂」という日本特有のゴルフ文化
海外でゴルフをプレーしたことがある方はご存じかもしれませんが、実は「ハーフ(9)ホールが終わった後にお昼休憩を挟む」「プレー後にお風呂に入る」という日本のスタイルは珍しい文化です。
なぜ「お昼休憩」があるのか?
日本のゴルフ場ならではの習慣とも言える「前半9ホールを終えた後のお昼休憩」。
実は、日本の環境とビジネスが生んだ非常に合理的な仕組みだと考えられます。
その大きな理由は、日本の「日照時間」と「ゴルファーのニーズ」にあります。
日本の、特に関東エリアなどは日没が早くなる時期があるため、1日のうちでゴルフを楽しめる時間が限られています。
さらに、多くのゴルファーは「朝から回って早めに帰りたい」と考えるため、午後の遅いスタート枠はあまり人気がありません。
お昼休憩を挟む変則ツーウェイ方式を採用することで、コース上の渋滞を緩和し、効率的にコースを稼働させることができます。
結果として1人あたりのプレー料金を抑えられるという、ゴルファーにとっても嬉しいメリットを生んでもいます。
さらに、レストランでの食事が好評となってゴルフ場の大きな収益源となり、このスタイルを模倣するコースが全国へと拡大しました。
また、日本ではビジネスや社交の場としてゴルフが選ばれるシーンが多くあります。
食事や入浴などのゆったりとした時間の共有が、コミュニケーションを深める目的ともマッチしたのかもしれません。
日本と海外の「ゴルフの日の過ごし方」比較
■ プレースタイル
〈日本のスタイル〉
前半9ホール後にお昼休憩(約1時間)を挟む
〈欧米のスタイル〉
18ホールを一気に回る「スループレー」
■ 食事のタイミング
〈日本のスタイル〉
クラブハウスのレストランでしっかりランチ
〈欧米のスタイル〉
プレー中・移動中に軽食
■ プレー後の過ごし方
〈日本のスタイル〉
大浴場・サウナで汗を流してリフレッシュ
〈欧米のスタイル〉
シャワーのみ、またはそのまま帰宅、食事や他の予定を楽しむ
■ 1日の所要時間
〈日本のスタイル〉
約7〜8時間
〈欧米のスタイル〉
約4〜5時間
歴史と背景を肌で感じる。リソルグループが誇る名コース
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その背景を知ると、リソルのコースやクラブハウスもまた違った見え方をしてくるのではないでしょうか。
日本だからこそ過ごせる贅沢なレジャーとしてのゴルフを、ぜひ全国のリソルでお楽しみください。
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■ 参考記事
ゴルフコースを眺めながら食事を楽しむ!リソルグループが運営するゴルフ場のレストランをご紹介
【参考資料】
・笹川スポーツ財団
・JGA 日本ゴルフ協会
・日本ゴルフコース設計者協会
・asaperformance.jp ほか
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